33歳路線変更~パリ行き 2006年7月ダンナさんの修行のためパリに引越し。私はずっと興味のあったパティスリーの勉強を始めました。


by akiko03t

課外授業

昨日は実際にパティスリーを訪ねて、厨房を見せてもらい、シェフのお話を伺うという課外授業がありました。
クラスの皆と学校に集合してから、コルドンのシェフと通訳者と一緒に歩いてお店に向かったのです。
なんだか、遠足を思い出しました。
クラスの皆と列を成して道を歩くなんて、童心に返った気分。

小さなパティスリーで、、、なんてシェフはおっしゃっていましたが、そんなことは無い、しっかりとした店構えで、作業場も広く、いくつか試食させてもらったケーキも甘さ控えめでおいしかったです。
お店を構えると言うのは、もちろん苦労の多いことで、しかしパティシエという職業に誇りをもって、奥様と一緒に頑張ってこられたとのこと。

ミルフィーユは試食でいただいたので、クロワッサンを買ってフユタージ(層)を見たかったのですが、残念ながら売り切れ。
パンオショコラは昨日見飽きているしー、ガレットデロワのピース売りがまだ残っていたのでそれと、ダンナさんにエクレアを買って帰ってきました。
a0077419_19414355.jpg

生地は結構しっかりと焼いてあります
中のアーモンドクリームは、手作り感のあるやさしい味がしました。

Christian Lecoq
120, rue Saint-Charles
75015 PARIS
01 45 77 72 56




実は今回同伴してくれたシェフは、LCB唯一のMOFシェフだったんですが、、、、、
やはりフランスとは階級社会だなぁ、と言うのを目の当たりにしました。

お店のシェフが異様にMOFシェフに気を使って、ごまをするような話し方をするんです。
両者同じ有名パティスリーのご出身で、しかしながら私たちのシェフはMOFという国家最優秀職人章を持っていて一段(もっとなのかな)格が上。
なので始終「うちのような小さなパティスリーですが、、、」とか「君たちはすばらしいMOFシェフのもとで勉強できて、、、」とか、お店のシェフが枕詞をつけるんですね。
私には十分広くて、立派なお店だし、40年近くも自分のお店を続けていることだってMOFに負けないくらいすばらしいことだと思うのに。

常々、フランスは(たぶん特にパリは)日本よりもずーっと、階級差別が根強く残っている社会だなぁと思っています。
越えられないランクの差、が当たり前として日々の生活の中に現在も皆に認識されているんだなと、私なりに感じることもあります。
同じクラスのYoko-san(クラスの中で私たち二人、日本人主婦なんです!)は「日本人は皆ヴィトンなんか買っちゃって、ってバカにするけどさ、”皆が中流”で、それもそれでいいんだよね」と言っていました。
この時代、たくさんの人が一緒に生きていくには、どんな社会だったらいいんでしょうね。
なんて難しいことをちょっと思ったり。
私は日本人だから、皆同じ格好をしている、とか言われても、やっぱり周りの人のことを考えよう、という意見が少しでも尊重されている(明らかにフランスよりはずっと)日本の方が心地よい社会です。
[PR]
by akiko03t | 2007-02-17 20:04 | Paris 修行LCB