33歳路線変更~パリ行き 2006年7月ダンナさんの修行のためパリに引越し。私はずっと興味のあったパティスリーの勉強を始めました。


by akiko03t

Akiko,太るぞー!

私の現在の仕事は、というかスタージュ(研修)と言ってもいいと思いますが、厨房でのお手伝いとパティスリーのシェフのアシスタントです。
一週間のうち半分半分、キュイジニエとパティシエ風(まだまだ遊びに毛が生えたレベルですから)なことをしているわけです。
何人かのシェフと一緒に仕事をするのですが、名前を覚えてくれるシェフとまーったく興味が無いと言ってもいい程名前を呼んでくれない人もいます。

さて、厨房にいるシェフ、初日、料理のことなどまるでチンプンカンプンな私に人参のブリュノワーズ(小さなサイノメ切り)をいきなりやらせ、私の無残な仕事結果にダメ出しをしてゴミ箱に捨てた方です。
なんだか料理人志望の若者が味わうような屈辱を得た私は、それから自宅での自主トレに励むこととなり、しばらく家の食卓には全てに細かなサイノメ切りがトッピングされ(サラダをはじめうどんにまで)、ダンナさんに「食べ辛いよ」と言われておりました。
最初は日本人女子の同僚が何人かいたので、ジャポネーズの名前などいちいち覚えるのは面倒+仕事ができるわけでもない=名前分からなくても問題ない、というスタンスだったんでしょうね、シェフ。
無視されることも多かったし、目を見て話などしてもくれなかったので、何度か泣きそうにもなり、憂鬱でしたよー。

しかし自主トレの甲斐があってか、マンゴーのサイノメ切りがうまくできたころから少し話をしてくれるようになり、3ヶ月が経とうとしている昨日、初めて私の名前を呼びました。
Chie-chanが厨房までおやつを届けに来てくれて、調度お腹も減って一息つきたかった私はもらうなり食らえついていたんですね。(ちえちゃん、おいしかったよー、ありがとう)
それを見てシェフ、
「お~らら~、Akiko、太るぞー!!!」
思わずChie-chanと二人目を見合わせてびっくり!!今、名前呼んだよねー!!
ほほぅ、やっと覚えおったか!( ̄∀ ̄)ニヤリ

一緒に働く部下の名前を覚えないなんて、全く失礼な話です、しかも3ヶ月もーーー!!!
でもそんな非常識な状況のままでいると、当たり前のことが起こっただけで喜ばしく思えてしまうなんて、いいんでしょうか、こんなことで。(?_?)
初日に私の切った人参を捨てたられた時から、シェフに名前を呼ばせるのは一つの目標だったので(なんだかくだらないゴールですが)、少しは彼にとって役に立つ日本人として認識されたカナ。
まま、とにかく目標達成で嬉しくなり、その後一緒に働いた苦手なシェフにもコーヒーなど入れてあげたりして、なんだかなぁ、モラルがよく分からなくなってくる外国生活か、これ???
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by akiko03t | 2007-06-29 07:21 | 日記(Diary/Journal)