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33歳路線変更~パリ行き 2006年7月ダンナさんの修行のためパリに引越し。私はずっと興味のあったパティスリーの勉強を始めました。


by akiko03t
実は昨日かなーりブルーだったんです。
それでも今日いつもの通り朝8時から仕事だったから、昨晩はYou Tubeでスマスマを見ながらピスタチオを食べて、バスタブにお湯をためて温泉の素を入れてゆっくりつかり、寝る前にはばっちりストレッチをしました。
それでも今朝はなかなかベットから出られずに、考えると涙が出てきて、あー休みたい。。。
でもだめだ、今日仕事に行かなかったら私の負けだ。(勝ち負けじゃぁ、ないんですケドネ)

以前にも少しお話しましたが、例の困ったちゃん=アマゾン女にまーたやられちゃいましてネ。
今まで散々我慢してきましたよ。
私はパティシエとしての経験も知識もないですから、下っ端としてずーっと我慢してきました。
同僚がいじめられても私には切り札も無く、悔しい思いもしてきました。
無視されても、社会人として(人間社会で生きていく者として)きちんと挨拶をしていました。
周りの他の同僚に嫌な思いをさせたくなくて、意地悪をされても同じように仕返ししたりなどはしませんでした。
つーか、それが人というもの。(そうですよね、金八先生)
しかーーーし!!昨日はいい加減にAkikoもキレましたよ。
ブゥチィイイーーンて音がしましたよ、こめかみの辺りで。(@`Д´@)

お時間ある方、ドタバタ劇はこちらです
# by akiko03t | 2007-05-17 06:37 | Paris Journal

鱈のフライ

先週の土曜日、持ち寄りディナーをしました。
最近野菜切り検定(!?)受験を目指している私は、サラダを持って行きました。
私にしては工程の多いサラダだったんですよ。
ナスとズッキーニと人参を細長く切って、ごま油で炒めたものと、出し巻き卵味の錦糸卵と、シラスふりかけを味噌ドレッシングで和えました。
和風ぶち込み過ぎ?!
アメリカ人も「おいしい」とは言ってくれたものの、やはり日本人受けのほうがよかったようです。
この日のメインは、鱈のフライとコロッケ。
出国して以来ご無沙汰のコロッケに興奮して、コロッケを激写するのを忘れました、すんませんm(__)m。
鱈はあります!
鱈のフライ_a0077419_7371127.jpg

日本のパン粉が一番らしいですよ。
こちらのパン粉は(私の働く厨房では)パンドゥミという食パンを細かくして使っています。
日本のパン粉のようにサラサラ、かるーい感じではありません。
この日の鱈は日本のパン粉だったので、確かにカリッと、サクッと、揚がっていました。
ううううーーー、日本の揚げ物が食べたいじょー。
# by akiko03t | 2007-05-16 07:40 | Paris Journal

今日はナノ!!

前回お話した野菜の切り方ですがー、土曜日にはなんとオレンジの皮のブリュノワーズをやるようにと指示がでました。
なに?!オレンジの皮で??!!(?_?)

オレンジの皮をエコノム(皮むき器)でむいて、それをほそーーーーく切って、さらに細かく刻むんですー!
今日はナノ!!_a0077419_6531734.jpg

2ミリ角くらいですかね、最初見たとき、
「えぇぇえええ!ナノ?!!」と思わず叫んだ私です。

土曜日はマヨネーズ作りもやらせてもらい、さらにドレッシングにも手を出しましたがこれは失敗で同僚が手を変え品を変え直してくれました。
ドレッシングなんて家で2人分しか作りませんから、大量に作るとなると感覚がまるで分かりません。
また教えてもらわないと。

これが私の現在の職場です。
今日はナノ!!_a0077419_712948.jpg

一番手前にいる同僚にドレッシング修正してもらいました。
奥にいる女子お二人には料理のことを(と言っても私の場合ほとんど野菜切り)よく教えてもらっています。
この場所に見覚えのある人もない人も、このブログ内ではまだどこだか公言禁止ですよー。
# by akiko03t | 2007-05-14 07:02 | Paris Journal

女子か?!

ジュリエンヌ、ミルポワ、ブリュノワーズ。
女の子の名前だと思いませんか??

フランス料理を知っている方ならお気づきかと思いますが、これらは野菜の切り方の名前です。
julienne:千切り
mirepoix:さいの目切り(大きさは調理時間による)
brunoise:大変小さなさいの目切り、2-4ミリ

厨房でのお手伝いを始めた頃は、レセット(recette=レシピ)が読めなくて苦労しました。(>_<)
ミルポワ??!!誰??シャラポワに近いか?!!って。
初日に人参のブリュノワーズをやるように言われ、もちろんそのやり方もコツもわからずひたすら懸命に切ってはみたものの、シェフにダメだしを喰らい、全てゴミ箱へ。
っていうかー、もっと早く私の未経験振りに気がついて、ジャガイモの皮むきとかさせておいてよー!って思ったりもしましたが、なにせ、そのシェフの言い草に燃えてしまった私の闘争心?!
それから1週間、ほぼ毎晩ブリュノワーズの夜練習。
サラダにも、うどんにも、小粒の人参投入。
ダンナさんに「食べ辛い」と言われました。笑
でもあのヒゲシェフに、私は負けたくないんじゃい!!
出ましたー、Akikoの自主トレーーー!!
ブリュノワーズです。
女子か?!_a0077419_6161068.jpg

まだまだ大きさが揃っていません。まま、ご愛嬌レベルまで着てますでしょ。
右は最近トレーニングフォーカス中の、ジュリエンヌ。
女子か?!_a0077419_6174317.jpg


ブリュノワーズをやや克服後も、出てくる出てくる、いろいろな切り方。
そりゃそうよね、フランス料理でございますもの。
スピードは出ませんが、だいぶきれいに仕上げられるようになってきたこの頃。
先日書いたように、ここのところマダム・トマトな私。
トマトの湯むきに種取り、それを刻むのも要領よくなりましたよー。
肉を触ったり(特にウサギをバンバン切り刻んでいくのとか)魚をさばくのは、料理人に任せておいて、私はひたすらお野菜担当しています。
お陰で、八百屋さんでの買い物も楽しくなってきました。

この料理嫌いの私、昔は口に入る大きさよりも小さく切ったことなかったのにねー。笑
# by akiko03t | 2007-05-12 06:19 | 日記(Diary/Journal)

パリで本当のイタリアン

パリでアルデンテの茹で加減のパスタを食べられるお店が、殆ど無いことをご存知でしょうか?
昔給食で出たような、唇で(歯じゃなくて)切れてしまうくらい柔らかい、茹で過ぎのスパゲッティというのが、パリでの主流です。
やはりフランス人というのは、ムースだの、ソースだの、食感がゆる~い感じがお好みだからなのでしょうかねぇ。
とにかくアルデンテ好みの方は、カフェなんかで、たまにはスパゲッティでも食べようかな、なんて注文しない方がよろしかと思います。うちのダンナさんも、既に何度かやられていますから。彼のデータですと、100%、期待を裏切らない長湯の“のぼせパスタ”です。

さて、結婚記念日のディナー。
月曜日とあって、お休みのお店が多いんですね。
私が行きたいと思ったお店は三軒ともお休み。
そこで、私がチョコレートのオブジェの手伝いをしている間に、いろいろと検索し、一軒のイタリアンレストランに辿り着いたそうな。
フレンチだと、フォアグラとか、テリーヌだとか、私のちょっと苦手なこってり系が多いので、ネットで評判のいいイタリアンを予約したとか。
今日こそは、アルデンテのパスタが食べられるのかな??!!!

こじんまりとした店内。
予約ナシだと、2階の席に案内されるようです。
サービスは名古屋にガールフレンドがいるというイタリア人のおじさまと、そのおじさまに「どうして私にイタリア語で話すのよー。フランス語で話してよ、分からないわよ!」と困った顔をしていた若い女の子。
セットメニューは無く、全てアラカルトで、黒板には本日の品々が書かれていました。
私たちは定番メニューの中から。
ダンナさんはカルパッチョ。
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カルパッチョはもちろんのこと、このパルメジャンが、たまらなくおいしーーー。
私はイカのフリット。
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あっつあつの揚げたてをテーブルに運んできてくれて、衣も香ばしくて、おーいしー。

続いてパスタは、カトルフロマッジョのペンネ。
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チーズクリーム大好物のダンナさん、「サイコーだねぇ」。
私はエビとアーティチョークの入ったフェットチーネ。
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いいお出汁出てます。
そして、もちろん!!
アルデンテ!!
まさか、パリでこの茹で具体のパスタがいただけるなんてー。。・゚(゚⊃ω⊂゚)゚・。

これでかなりお腹一杯。
でもドルチェ、今日は外せませんなぁ。
イタリアンだと、大体最後のデザートでがっくりくることが多いのですが、ここは最後までトーンが落ちませんでした。
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フォンダンショコラ、しっかりとおいしい。
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私は評判だというティラミス。
ボリューム満点、カフェの味もいいですよー。

こんなにおいしいイタリア料理、久しぶりです。
東京でも十分流行りそうなお店。
お値段少々お高めですが、おいしいイタリアンご希望でしたら、ぜひ!!!

LA LOCANDA
パリで本当のイタリアン_a0077419_6494462.jpg

La Locanda - 8 rue du Dragon 75006 Paris
RESERVATION
Tél. : 01 45 44 12 53
Fax : 01 42 22 68 24
Mail : contact@lalocanda.fr
Métro : Saint-Germain-des-Prés

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# by akiko03t | 2007-05-11 06:33 | Paris Journal