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33歳路線変更~パリ行き 2006年7月ダンナさんの修行のためパリに引越し。私はずっと興味のあったパティスリーの勉強を始めました。


by akiko03t

repas de Noel

クリスマスイブはダンナさんと一緒にポールおじさんのお宅におじゃましました。
ポールおじさんの家には、娘さん一家も来ていてにぎやかなディナーでした。
子供たちは既にクリスマスツリーの下にブーツを置いていて、プレゼントをもらう準備万端。
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私がこの日初体験なことは3つ。
<その1>
まずは暖炉!!
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ものすごく暖かいんですよ。
家の中で暖炉の火が燃えているなんて、おおお、日本の核家族育ちではなかなか体験できないものです。
「暖炉なんて、人生で初めてだよー!」と興奮している私に、子供たちは、
「うちには暖炉が2つもあるのよー。今度遊びに来たら?」なんて。
いいねぇ、おばちゃんは真剣に羨ましいよぉ。

<その2>
この日前菜はエスカルゴ!!
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私サザエなんかも苦手でね、あの貝類のくるーっと中に入ってるのをほじくっていただく系。
まま、でもね、せっかくだからっていただいてみたんですけれど、やはり好んで食べたいものでもなく、ダンナさんにパス。
でもソースはおいしくて、パンにたくさんつけて食べましたよ。

<その3>
なんとメインはピジョン(鳩)。
最近鶏肉もあまり食べなくなっていて、どうもあの鳥肌に拒否反応あり。
しかし、これまたせっかくですしね。
ってことでお皿に丸焼きを盛ってもらったんですけど、やっぱり見ていられなくてギブアップ。
写真も撮り忘れるほど動揺しておりました、情けない。
見かねてポールおじさんが、キッチンでお肉だけをお皿に載せてきてくれたんですけれど(小さな子供みたいよね、まったく)どうもお肉の味も苦手で、付け合せのカボチャのピューレをたくさん食べていました。
ダンナさんは「おいしい、おいしい」とお腹をほじくり、今のは心臓だったとか、これは肺だ、なんて言いながら解剖するうように(適切な表現ではないかしら。。)味わっていましたけど。。。やはりフランス人だわ。

この後近くの教会のミサにでかけ、帰宅してからビュッシュを食べました。
うちのオーブンは小さいのでロールケーキにできる大きさのスポンジが焼けず、二段重ねにした長細いケーキ。
チョコレートマロンクリームとくるみを入れました。
たくさん乗っているサンタクロースなどのデコレーションは子供たちがやってくれました。
ミサに行かなかった留守番チームが既に食べてしまっていたので、こんな感じ。
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「今夜はメトロが2時まで走っていて、しかもタダだよ」
なんてポールおじさんたちは言っていたので、1時過ぎに駅まで送ってもらったら、とんでもない既に終電終わり。
さすがメトロ、、、信用ならん。。
結局家まで送ってもらって、2時ごろ着きました。

初めてのフランスでのクリスマス。
ポールおじさんのお陰で、暖かくて楽しい夜でした。
近頃はなんとなーく過ぎていくクリスマスでしたが、やっぱり家族と一緒にご飯を食べるっていいですね。
来年もこんな風にあったかいディナーをしたいです。
(はて、来年はどこにいるのかな??まだフランスか?!日本か??)
もっと勉強して、もっともっとおいしいケーキを皆に食べてもらいたいんだー!!となんだか決意も新たになったクリスマス。
by akiko03t | 2006-12-26 08:38 | Paris Journal